Winter Sky おまけ
 
紅茶を淹れながら、私は不意にもう一つの事実に気付く。
 
マスタングさんに寝顔を見られてしまった。
その事実に思い至った瞬間、私は自分でも吃驚するくらい頬が熱くなるのを自覚した。
 
幸せに笑っていたと彼は言っていたけれど。
間抜けに口を開けていなかっただろうか。
変な寝言を言っていなかっただろうか。
 
どうしよう。
どうしよう。
恥ずかしい。
恥ずかしい。
 
一気に耳までが熱くなった。
一人で百面相を繰り広げる私を見て、マスタングさんは不思議そうな顔をして、そしてまた笑った。
 
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