【甘いような甘くないような…?】

ステキバレンタイン話も多いだろうから、こちらもまた変わり種。…アメンバーの皆様…しかもオリジナルキャラを愛してくれる人にしか分からない方が出てきますが。…私は楽しいのです!!ごめんなさい、楽しい!!
蓮&社さんに、素敵なバレンタインが訪れますように!!
ちなみにこのお話では、蓮×キョはお付き合いをしています。クオンバレもすんでいる状況でっす!!ちなみに博子さんは社さんの恋人様ですよ!!

「う???ん、悩みますねェ……。」
「そうね。あ、私はこれにしよっと。」
「う?????ん、う?????????????ん……。」
「敦賀君にはこれで。ユキ君はこれにしよっと。」
「う???????????????????????ん……。」
「……キョーコちゃん。私ね、思うんだけど。」
「はい、何ですか?」
「敦賀君にはこういう紳士服のところのものを選んじゃダメだと思うのよ。」
「あ!!そうですよね、だってアールマンディの専属モデルさんですものね!!」
「うん、それもあるんだけどね。」
「あ、だから博子さんは敦賀さんにアールマンディのハンカチを?」
「うん、まぁそうなんだけれど。」
「それに社さんにもアールマンディのネクタイですね!!わぁ、似合いそうです、社さんに、その柄!!」
「…えへへ、そう?友達にね、色々相談してある程度決めていたから……。喜んでくれると嬉しいなぁ……(ほのぼの)」
「喜んでくれますよ!!社さん、博子さんのこと、本当に好きですものね??(ほのぼの)」
「うふふっ、チョコレートの代わりになるものも何か作らないといけないわよね??何にしようかな?キョーコちゃん、一緒に作ってくれる?」
「もちろんです!!敦賀さんも社さんも、大量にチョコレートをもらってきますものね。ここはあまり甘くないものにしておきましょう。」
「そうね、そうしよう!!…あ、それでね、話は戻るけれど。やっぱり敦賀君が身につけるものはあんまり贈らないほうがいいと思うわ、私。」
「え、そうですか…?って!!その博子さんが今持っているハンカチ、12,000円なんですか!!??」
「あ、うん。いや、ほら、アールマンディだしね?」
「ね、ネクタイにいたっては30,000円!!??ひっ、ひぇ????……!!」
「…あ、ほら、いや、私、一応ね?これまで社会人として10年くらい働いてきたからね?その、ボーナスとかでなんとかね?なんとか買っているっていうか……。……自分の服でこんな値段のものなんて、結婚式用のワンピースくらいしか持ってないけれど。…正直、私も腹が痛くて仕方がないのよ……フフフフフ……。ブランド物をさも当然のように着こなす色男二人には分からないでしょうけれどね…。フフフフフ……。」
「……博子さん……。お金持ちの親族なのに、なんて庶民的なんですか……。」
「親族が金持ちでも、私の家は一般家庭だからね。今もお父さん、家のローンを返すために頑張って働いてくれているのよ!!お母さんもパートタイムだけど、週5で働いているしっ!!だから私は庶民代表でいいの!!」
「共感します!!共感しますよ、博子さん!!」
「あ、それでね?さっきのお話だけど。」
「……そうですね……さすがに私の今の収入・支出の状況では、アールマンディ製品はムリです……。」
「あ、うん。それもそうなんだろうけれど、私はそれよりも、プレゼントされたものの心配をしていてね?」
「?はい?」
「……たぶんね、あの人、キョーコちゃんからそういう身につけるもの系をもらった場合、ず?????っと、着続けそうな気がするのよね……。」
「へぇ!!??」
「最初は仕立てのいいシャツだったとしても、最終はボロボロの布切れになるまで着続けると思うわ。」
「!?ボロボロの布切れは着られないと思いますが!!??」
「うん。それでも着るのが、あの人っていうか。きっと、あなたは処分したいと敦賀君に懇願すると思うけれど、敦賀君は譲らないわ。なんといってもキョーコちゃんからのプレゼントだものね。」
「そんなっ!!も、もし本当にそうだったとしたら…私、一体何を敦賀さんにプレゼントしたらいいんですか!!??」
「ん???…そうねぇ……。…想像、つかない……かな?あ、でもほら、消耗品とか。あ、でもそれを消耗するかは微妙か…。あ、それなら雑貨とか?…う??ん……わ、分からない…。」
「そんな……。はっ、そうだ!!博子さんは!?博子さんは、何をプレゼントしてもらったら嬉しいですか!!??」
「え?私、女なんだけど。参考にならないんじゃない?」
「大人として、欲しいものを仰ってくださったらいいんです!!」
「ん???……。そうねぇ……。」


*******


「その結果が、アイピロ―だったんだ?」
「うん。疲れ目には最適。私の年代の人間には、自分じゃ買わないけれど、もらって嬉しいものだと思うわ。しかも、目を覆い隠すから四六時中つけてはいられないものだし。」
「……まぁ、正直、助かるけれど。あいつ、忙しいからあまりぐっすり眠れていない日も多いみたいだからさ。……それにしても、2年連続安眠グッズみたいなものをキョーコちゃんから贈られるなんてなぁ。」
「え?そうなの?」
「うん。」
「…………。ねぇ、社さん?」
「なんですか、春日さん?」
「……敦賀君って、今、おいくつ?」
「……ご存知の通りの年齢かと思うけれど。」
「彼、まるで疲れた中年のおじさまみたいよねぇ……(ボソリ)」
「!!??コラコラ、そういう本当のことをあっさり口にしたらダメだよ!!蓮に気付かれるよ!!??」
「本当、キョーコちゃんと並ぶとなんであぁも犯罪的な匂いがするのかしらねぇ。4つの歳の差なんて大したことはないのに。」
「……うん。まぁ、俺と君とも同じだけあいているからね。俺達は本当にベストカップ「あ????!!ちょっと、敦賀君!!キョーコちゃんの頭を撫でくり回すのをやめなさい!!さっき、セットしてもらったばかりなのよ???!!??」」
「…………。はは……。俺も正直、まだまだ前途多難なのかな……?」

 皆様、ハッピー☆バレンタイ???ン!!

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