気まぐれで書いた140文字小説 全5種類です

男はその血塗られた双眸を見開き、地に伏していた。その四肢からは活力は感じられず、僅かな風に揺らめく蝋燭の炎を連想させる。
やがて男はかろうじて口を開き、苦々しげに、恐らく意識して絞り出す事が出来る最後になるであろう、後悔と怨嗟の入り混じった言葉を紡ぐ。
「……飲み過ぎた」

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