「月の戦士」第11章「芽吹く春」(4) へ拍手をありがとうございました!










最終章へ


ちらちらと予告していたとおりの、衝撃の展開になりました。
「主人公を殺すの?」
という読者さまの悲鳴が聞こえてきそうです。
次話からいよいよ最終章に入ります。あと4回か5回で完結という時期ですので、これからの展開についての一切のネタバレは控えようと思います。
熱烈なご感想をいただくと、ついリップサービスでちらりと口がすべりそうになるので、そうならないように自分を戒めないと…


この連載を始めるときのプロット案では、まったくこういう展開は予定していませんでした。
レノスとセヴァンが民族の違いを乗り越え、さまざまな苦難を克服して結ばれたところで完結していたのです。


では、なぜ、こういう悲劇的な展開に変えたのか。
その理由は、最初は、架空の世界を舞台に想定していたからなんですね。
ローマ帝国に似た帝国の片隅のブリタニアに似た島、が舞台だったのです。つまり異世界ファンタジー。
それなら、帝国と氏族が仲良く歩んでいくというハッピーエンドがいくらでも成り立ちます。


けれど、途中で方針転換し、実際の古代ローマの歴史を下敷きとすることを選択したとき、ハッピーエンドにはできなくなりました。
なぜなら、この時代のローマ帝国は氏族の猛攻に圧されて、ハドリアヌスの城壁まで撤退することを余儀なくされるからです。
この苦難の中、彼らはどう生きていくのか。
次話から当分、つらい展開が続きます。どうぞ見捨てずに最後までお付き合いくださいませ。



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