「月の戦士」第12章「はるかなる故郷よ」(5) へ拍手をありがとうございました!




3か月近い間が空いてしまい、申し訳ありません。年末年始の忙しさに加えて、私の身辺にやや動きがあり気持ちがなかなか落ち着きませんでした。
とうとう次は最終回。なのに、そういうときになって新しい重要キャラを出してしまうってどういうこと?
どうやら、私の悪い癖で、まだまだ続きがあるような最終回・・・になる予感です。



カラカラについて

セプティミウス・セウェルスは、愛妻ユリア・ドムナとのあいだにふたりの息子を設けました。長男はカラカラ、次男はゲタと呼ばれています。


カラカラ


カラカラの本名はルキウス・セプティミウス・バッシアヌス。しかし彼がガリア風のフード付きのトゥニカCaracallaを好んだことから、カラカラと呼ばれるようになりました。


ユリア・ドムナはフェニキア人の太陽神官の娘であり、ふたりの息子もフェニキア人との混血であることから、彼の容貌にも、その血が色濃く現われています。


気性はかなり激しかったようです。また弟と仲が悪く両親も手を焼いていたようで、セウェルスの死後、皇帝の座に就いたとき、自分の手で弟を殺害するという暴挙に出てしまうのです。そのためか、後世の歴史家たちに暴君と呼ばれています。
この物語の紀元202年の春、彼はもうすぐ14歳という年齢です。果たして彼はレノスやセヴァンとどんな関わり方をするのでしょうか?


カラカラ大浴場

カラカラと言えば、カラカラ大浴場を思い浮かべる方もおられるでしょうが、これを着工したのはお父さんのセウェルスで、完成がカラカラの治世になってからということらしいです。


さて、サトクリフファンにとって見逃せないのは、第六軍団長のクラウディウス・ヒエロニミアヌスのほうではないでしょうか。
サトクリフの「第九軍団のワシ」でマーカスの伯父の友人という役で出演しています。彼の命令を受けて、マーカスとエスカは失われたワシの軍旗を求めて旅立つのですから、かなり重要な役割と言えるでしょう。


もちろん、彼は歴史上の実在の人物で、AD190年から212年にかけてエボラクムで軍団長の任についていたことが碑文でわかっています。208年にセウェルス帝がエボラクムに来たときも彼はいましたが、その後カッパドキアの総督に赴任したそうです。


参考:ウィキペディア(日本語・英語)画像も

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