「月の戦士」第4章「牙を抜かれた狼」(2)へ拍手をありがとうございました!







今回は、ガリアの英雄ヴェルチンジェトリクス(ラテン読みではウェルキンゲトリクス)のお話です。
ガリア同盟軍を率いてローマと戦ったヴェルチンジェトリクスは、カエサルの「ガリア戦記」第七巻に登場しますが、フランスでは祖国最初の英雄という扱いのようです。

ガリア戦記 第七巻 ウィキブックス

ヴェルチンは、紀元前一世紀のガリアに住むケルト人の一族アルウェルニ族の族長の息子で、諸部族をまとめて、ガリア総督カエサル率いるローマ軍を苦しめました。

ローマについて調べているあいだに、たまたまヌーヴィルという画家の挿絵を見たのですが、めちゃカッコいい!!(笑)
カエサルの前に投降する場面なのですが、堂々と腕組みなんかしちゃって、カエサルのほうがびびっているように見えるのです。


ヴェルチン2


佐藤賢一の「カエサルを撃て」は、ヴェルチンとカエサル双方の視点でガリア戦記の世界を描いていますが、ヴェルチンは救国を宿命づけられた愛に飢えた若者として、カエサルは彼の存在におびえつつも知略を尽くして戦うハゲの中年オヤジ(笑)として、著者独自の要素を加味して描かれています。

また、マンガでは、内水融の「アグリッパ―AGRIPPA―」(ジャンプコミックス)も、ヴェルチンが描かれていて、こちらはまだ試し読みだけですが、かなり期待できそう。

すみません、自作そっちのけで語ってしまいましたが、セヴァンもやがて「ガリア戦記」を手に取る日が来て、ヴェルチンジェトリクスに影響を受けていくのでしょうか。まだまだ長い道のりです…。



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