「ご主人さまのお好きなレシピ」第5章(6)へ拍手をありがとうございました!



街はかぼちゃのオレンジ色。すっかり日本の風物詩になったね。
ぺそぎんハロウィン
素材 by Emperor Penguin Empire



ルカ「とうとうご主人さまは、元通りレオニード大公を名乗ることになったのですね」
レオン「こうなっては、しかたあるまい」
ルカ「ミハイロフ伯爵夫人という名前にもようやくなじんだところだったのに、レオニード大公夫人という新しい名前に慣れなきゃいけないのかー」
レオン「そなたにその称号を与えた事実など一度たりともないと思うが」
ルカ「まあ脳内だけの話ですけどね」
レオン「そなたほど、その手の呼称が似合わぬ女もそういないな。まるでハロウィーンの仮装大会のようだ」
ルカ「むきーっ」
レオン「大公夫人は『むきーっ』などという奇声は死んでも発せぬと思うが」
ルカ「……ですよね。自分でも似合わないなと思ってはいたんです」
レオン「ずいぶん素直に認めるのだな」
ルカ「やっぱり私は、ご主人さまの料理人と呼ばれるのが一番うれしいです。うん、それが一番。これから私の呼び名は『世界に冠たる永遠の一族の長レオニード大公の唯一無二、空前絶後、八面六臂、一騎当千、電光石火、完全無欠、不言実行の料理人』にしてください!」
レオン「……やはり怒っておるのか」



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