おねがいわたしの一等星、どうかわたしの夢をかなえてください。
 



 わたしの一等星は私わたしの一番星。あまりに光るから、どこにいてもすぐに見つけられる。

 一等星は背が高い。わたしは一等星を見あげて、そのまぶしさに胸をときめかす。けれど手をのばせばふれられるところがうれしい。

 わたしの一等星は、辺り一面の暗がりの中にいるわけではない。けれど、灰色のつまらない日常のなかにいて、とわたしの世界をいろどる。わたしは、一等星がすきで、すきで、たまらない。



 わたしには夢があります。一等星をわたしのものにして、ずっとずっと、としていたい。




 一等星はきらきら笑う。それはできないよ、でもね。つらいとき、さみしいとき。いつでもいっしょにいるよ。

 わたしの目に焼きついた一等星は、目を閉じても光っている。それに気がついて、わたしはふしぎと安心する。



 おやすみなさい一等星、良い夢を。

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